5Yau NR holderによる5Yauテクニック集

目次

こんにちは。
先日の綾瀬大会で5×5 avg 59.50を出し念願のsub60、5YauNRを取ることが出来ました。
そこで、今の自分の知識をできるだけ公開しようと思いこの記事を書くことにしました。
基本的に5Yauで5×5が解ける人を対象としています。

対面センター

対面センターを揃えるルートは2つあります。

  • 真ん中の1×3→2×3→1面
  • 2×2→2×3→1面

2×2が作りやすいケースやすでに出来ている場合は下のルートで、そうでない場合は上のルートで揃えましょう。
また、1×3のバーは僕は基本的にUw,Utで揃えています。z Rw,Rtのように持ち替えて揃える人もいますがこれは好みでしょう。
その他の細かいテクニックは動画で解説しています。

クロスエッジ

クロスエッジは2パーツの位置によっての解法をあらかじめすべて作っておいて、それを暗記するようにしましょう。
また、最初にウイングエッジ2つをくっつけるよりも、ウイングエッジとミドルエッジをくっつけたほうがスライスムーブを使わずに済むのでなるべくそうしたほうがいいです。
僕は未だにウイングエッジ2つを先に見つけてしまうことが多いのであまり実践出来ていませんが。
その他、反転ペアの処理や、解法が複数あるパターンについては動画にしました。

ラスト4センター

ラスト4センターは基本的に真ん中1×3→左列1×3→右列1×3の順番で揃えるのがいいです。
しかし右列は入れやすいので僕は右から入れることも多いです。
右列を先に入れた場合、普通はRq U2 Rq’で右列を左列に変えます。
しかし右列に入れたままで効率的な手順がある場合はlスライスムーブで1面を作ることもあります。
左列空きの動画

また、2×3を作ったときに隣接面の2×3が作りやすい場合(T字、金魚がすでにある)場合は、1面を作り終わる前に隣接面の2×3を作ります。
対面の2×3が作りやすい場合は無視する場合が多いです。
また、1面を作っている最中に他の面の真ん中1×3が出来ており横向きになっていたら、それを崩さないために縦向きに直しましょう。
ラスト4センターの最中にラストクロスエッジのペア(ウイングエッジx2 or ウイングエッジ+ミドルエッジ)が出来ているのを見つけたら、すでに出来ている1面の隣に置くことでペアの保存ができます。
ラスト2センターも基本的には真ん中1×3→左列1×3→右列1×3ですが、ケースによってはもっと効率的に揃えられるものもあるので、動画にしました。

そして、ラスト2センターの最後にRw U2 Rw',Rw2 U2 Rw2をする場面が多いですが、これはRt U2 Rt',Rt2 U2 Rt2でも揃えることが出来ます。
前者と後者で崩れるエッジの場所が違うので、この2つを使い分けることですでに出来ているエッジペアを保存するようにしましょう。

ラストクロスエッジ

ラストクロスエッジは基本的にはUw R U' R' Uw’のように、片割れを中段に置いてもう片割れをU面に置き、ずらし→入れ→戻しでペアを作っていきます。
クロスエッジパーツが全て中段に埋まっているバッドケースについては動画で説明します。

裏2エッジ

1つ目のエッジ

まずラストクロスエッジ時にエッジペアがあるかどうかを探しておき、ある場合はまっさきにそれを使ってずらし→入れ→戻しで中段に1エッジを作ります。
ペアが1つもなかったら、僕はuFRウイングエッジを拡張する感じで1エッジを作っています。
1つ目エッジの場合、もしuFRエッジの片割れ2パーツが全て中段に埋まっている場合は、先程のラストクロスエッジの動画の手順がそのまま使えるのでそれを使います。

2つ目のエッジ

2つ目エッジは1つ目エッジの隣接スロットに入っている上側のウイングエッジを拡張する感じで作ることが多いです。
その場合、1つ目エッジ作成時のずらしを戻す際に一緒にエッジペアを作ると効率的です。
また、もしエッジペアを見つけていたらそれを優先的に使います。
ペアを使って中段にエッジを作ることで対角スロットにエッジを作ってしまうことがありますが、その場合はFR,BLに置いてR’をすることで裏2エッジに変換してラスト6エッジを解き、最後にRで戻します。

ラスト6エッジ

ラスト6エッジはテクニックが色々あるので、動画を見てください。
僕の使っている全てのテクニックが説明されています。

3パート

頑張りましょう。
ラスト2エッジを回す前に最初に処理するF2Lのパーツをなんとなく把握しておくといいでしょう。
また、単独パリティが残りそれが中段に入っている場合、F2Lの動きにより単独パリティエッジがU面に出てきた瞬間に処理するように僕はしています。
以上が僕の使っている5Yauテクニックになります。
最後に5Yauのexample solve動画を載せておきます。

この記事を見て5Yauが速くなってくれたら嬉しいです。
5Yauはまだまだ改善の余地があると思うので、みなさんも研究してみてください。