スクエア1の成形の覚える順番

この記事はSpeedcubing Advent Calender 2017 5日目の記事です。
4日目の記事はSatoru(Leon)さんの「<中々速くなれずに苦しんでいるおじさんスピードキューバー達へ贈ります> 目指せ!平均20秒への道!」でした。
スクエア1の成形手順一覧の記事群を以下にまとめました。こちらもぜひご覧ください。
スクエア1の成形一覧 part1 3手成形まで
スクエア1の成形一覧 part2 5-1 – paired edges系
スクエア1の成形一覧 part3 scallop-kite系
スクエア1の成形一覧 part4 scallop-scallop系
スクエア1の成形一覧 part5 shield-shield系
スクエア1の成形一覧 part6 shield-square系
スクエア1の成形一覧 part7 right pawn-left pawn系
スクエア1の成形一覧 part8 6手成形以上


スクエア1、最近一部界隈で流行っていますね。
CSPも少しずつ浸透しており、新参の速い人もちらほら出てきています。
スクエア1を本気で始めるにあたって一番取り組みづらいのが「成形」でしょう。
成形は全部で64パターンもあり、一度にすべて覚えるのは困難です。
しかし、成形というのはF2Lと同じで、どのパターンも数手で簡単なパターンに持ち込むことができます。
なので、OLLやPLLを覚えるよりもはるかに楽に覚えることができます。
では、どのような順番で覚えていけばよいのか。
私が推奨する覚え方の順番はこちらになります。
star系

paired edges系

perpendicular edges系

paired edges – 5-1に1スラッシュで持っていける成形

その他(上記の記事の順番に覚えるとよい)
まず、starは基本ですね。これを知らないと成形が出来ません。
次にpaired edges系を覚えましょう。star以外の成形は1スラッシュか2スラッシュでpaired edgesになるものがほとんどなので、paired edgesにしてから判断をするとよいです。また、僕は下面がpaired edgesのものを先に覚え、それを覚え終わった後で上がpaired edgesのものを覚えました。上下が変わると成形がわからなくなると思うので、これらは別々で暗記したほうが良いと思います。
paired edgesにするのに2スラッシュや3スラッシュ必要な成形は厄介ですよね。そのため、次はperpendicular edges系を覚え、1スラッシュで知っている成形になる確率を増やしましょう。
次はpaired edges – 5-1に1スラッシュで持っていける成形を覚えていきましょう。このたぐいの成形はとてもたくさんあるので、ここまでの成形全てを覚えていれば全成形の半分程度は覚えたことになっていると思います。
ここまでくれば、成形のコツは十分につかめているでしょう。後は残った成形を覚えるだけです。スラッシュの少ない成形から覚えると楽ですが、スラッシュの多い成形が来た時にタイムがガタ落ちしてしまう可能性もあるので、5手スラッシュ・6手スラッシュを先に覚えておくとタイムが安定してくると思います。
残りの成形の覚える順番ですが、上記の記事の順番に覚えていくのも一つだと思います。もしくは、同じ形の成形を一気に覚える(例えばsquare系の残り全部覚える)のでも良いでしょう。僕は確か後者で覚えていきました。


いかがでしたでしょうか。
成形は理解するまでが一苦労ですが、覚えてしまえばタイムもグンと縮まり安定するようになります。
スクエア1をやっている方はぜひ成形に挑戦してみてください!


・追記
スクエア1の成形を練習する時に苦労するのが、その成形の形を作り出す事だと思います。
僕の書いた成形一覧には成形手順が最後まで書かれていませんので、逆手順を使って作り出すこともできません。
そこで、Squanmateというサイトを紹介します。
このサイトは、特定の成形を作り出すスクランブルを生成する事ができるサービスです。
使い方は、まずSettingのSelect noneを押して表示が0/90になったのを確認してから、Select available shapes for scrambles by filteringの欄のリストから作りたい成形の上下面をそれぞれ選択してください。
そして、上のNew Scrambleを押すと作りたい成形のスクランブルが表示されます。
このサイトを活用して、成形の練習をしてみてください。